8/1~6 SF情報

近刊情報 Angry Robot Books Announces New Books by Jeff Noon A Roadmap to the Work of Jeff Noon, the Most Original Sci-Fi Writer You (Probably) Haven’t Read ジェフ・ヌーンの新作が来年刊行の由。久しぶりに聞いたなその名前。 Announcing Cosmic …

7/18~29 SF情報

近刊情報 Not So Much, Said the Cat by Michael Swanwick スワンウィックの新短編集。タイトルを見た感じダージャー&サープラスものか。 書評 The Big Book of Science Fiction is 1,100 pages of sci-fi history Sci-Fi in Bulk The Art of the Anthologi…

7/11~16 SF情報

近刊情報 This Week’s New Sci-Fi & Fantasy Books: Wild Mars, the Werewolves of India, and a Century of SF Shorts Summerlong ピーター・S・ビーグルの最新長篇が秋に発売。まだ現役だったことが一番の驚き。『最後のユニコーン』がらみの裁判は解決し…

7/4~9 SF情報

近刊情報 B&N Bookseller’s Picks: The Best Science Fiction & Fantasy Books of July 2016 This Week’s New Sci-Fi & Fantasy: Lord Byron’s Revenge, Dinosaur Knights, and Killer Cupcakes 6 New SFF Books Invading the Literary Fiction Section 書評…

6/27~7/1 SF情報

近刊情報 Fiction Affliction: July Releases in Fantasy Fiction Affliction: July Releases in Science Fiction The Science Fiction and Fantasy Books You'll Want to Read in July 7月はストラーンのアンソロジーは買うとして、デイヴィッド・リーヴァ…

2016/6/20~6/25 SF情報

近刊情報 10 Science Fiction & Fantasy Debuts to Watch for in the Second Half of 2016 今年の長篇デビュー特集。最近SFらしいSFでデビューする作家が少ない感じがするのが寂しい。デイヴィッド・リーヴァインとか。 This Week’s New Sci-Fi & Fantasy: B…

2016/6/13~18 SF情報

近刊情報 This Week’s New Sci-Fi & Fantasy: A Farewell to Temeraire, a Warship in Need of a Reboot, and the Last Terry Pratchett Novel Ever ジョー・ジージャのコメディSFがちょっと面白そう。「戦艦を再起動してください」って。 The Best Science …

2016/6/6~6/11 SF情報

近刊情報 This Week’s New Sci-Fi & Fantasy: Twisted Fairy Tales, the Galactic Rum Trade, and Giant Space Amoebas Tor.com Publishing’s Fall Line-Up Rackamore’s Retribution: Revealing Alastair Reynolds’ Revenger レナルズの秋の新刊、表紙絵はい…

2016/5/30~6/4 SF情報

近刊情報 Fiction Affliction: June Releases in Fantasy Fiction Affliction: June Releases in Science Fiction 18 Scifi and Fantasy Novels You Should Add to Your Bookshelves This June Barnes & Noble Bookseller’s Picks for June The Must-Read Sc…

2016/5/23~28 SF情報

近刊情報 Announcing John Scalzi’s Next Book: The Collapsing Empire Revealing the Cover for Cory Doctorow’s Walkaway 来年刊行だが、スコルジーとドクトロウの新作について。スコルジーの方はなかなか面白そう。毎度クラシックな娯楽SF路線だけどB級と…

2016/5/16~21 SF情報

近刊情報 New Book Roundup: A Sinister School for the Arts, the Cyborg Tour de France, and the Best SF/F of the Year Decision Points ブライアン・トーマス・シュミット編のYAアンソロジー。面子が立派じゃん……と思ったら大体再録のもよう。 書評 Cen…

2016/5/8~5/14 SF情報

近刊情報 Cumulus by Eliot Peper ウィリアム・ギブスンがほめたことで人気になったとかいうテクノスリラー。 The Best Science Fiction and Fantasy of May New Book Roundup: Victorian Futures, Points of Light in a Post-Apocalyptic Wasteland, and a …

2016/5/1~5/7 SF情報

SF情報サイトSF Signalが更新停止してしまった。2003年から続いていたということなので、英米SFを読み始めてからこのかたずっとお世話になってきたことになる。今までありがとう。R.I.P. しかしこうなると、近々のSF情報をざっくり把握する手段がなくなって…

Ghost Fleet by P.W.Singer and August Cole

Ghost Fleet: A Novel of the Next World War作者: P. W. Singer,August Cole出版社/メーカー: Houghton Mifflin Harcourt発売日: 2015/06/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る P・W・シンガーといえば大量の資料を用いて現代の戦争の諸問題をク…

年間傑作選が多すぎる

アンソロジーには旬のようなものがあって、出るときにはやたらとまとめて出るようだ。年間SF傑作選もまたしかり。2000年にはガードナー・ドゾワとデイヴィッド・ハートウェルというベテラン編集者による二大体制だったのが00年代にかけてポツポツと増えてい…

風雲ヒューゴ—賞2015

作品の中身より受賞歴が前面に出てくるのがイヤなので、普段あまり賞関連の話はしないのだけど、今年のヒューゴー賞についてはやはり触れておかないといけないと思い、遅まきながら概要をまとめてみた。こんなに真面目にヒューゴー賞の情報を追ったのは初め…

ゲームSFに関するメモ

先日、最近の海外SFで「ガンダムビルドファイターズ」のような作品はあるか、と聞かれて考え込んでしまった。ビルドファイターズ――もう放送終了してしまったけど私も好きだった――の肝は、VRみたいな未来的なシステムを使ってガンプラ作り、そしてガンプラバ…

Ancillary Justice by Ann Leckie

すでに旧聞もいいところだが、『SFが読みたい!2014年版』のコラム「SFで読み解く2013年」に寄稿した。2013年に流行ったものにちなんだSFを紹介するというなかなか無理ゲーな企画で、私の担当は「艦これ」。泡沫提督なりに奮戦したので、興味があればご笑覧…

Prophet of Bones by Ted Kosmatka

テッド・コスマツカ*1については以前第1長編をボロクソにいったけれど、一作だけで判断するのもまずいだろうかと思い、第2長編にも手を出してみることにした。Prophet of Bones作者: Ted Kosmatka出版社/メーカー: Henry Holt & Co発売日: 2013/04/02メディ…

The Fractal Prince by Hannu Rajaniemi

第一長編『量子怪盗』が邦訳され、英国SFの新星ハンヌ・ライアニエミの名もようやく日本の読者に知れ渡ったことと思う(最近の名前の覚えにくい作家として)。ひとまずめでたい。 2012年には『量子怪盗』の続編 The Fractal Prince が出版され、いずれ訳され…

京フェス2012「未訳SFの部屋」メモ

これまた10/6に京フェスの合宿で行った「未訳SFの部屋」の発表のまとめです。趣旨としては発表者のお気に入りの未訳作品を紹介するというものですが、ただ一方的に話すのでは聞く側もダレてくるという今までの経験から、今回は発表者がそれぞれの手駒のキャ…

京フェス2012「ロシア&東欧・北欧の部屋」メモ

10/6に行われた京都SFフェスティバルの合宿で、ロシア文学の研究者である宮風耕治さん・松下隆志さん、そしてSFレビュアーの橋本さんと「ロシア&東欧・北欧の部屋」という企画を行いました。名前の通り、未訳だけれど注目すべきSF・ファンタジイの話を専門…

フランス流SF紹介/Jean-Claude Dunyach "Separations"

La Science―fiction フランス流SF入門作者: ステファンヌ・マンフレド,藤元登四郎出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス発売日: 2012/06/21メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (6件) を見る ステファンヌ・マンフレド『フランス流SF入門』…

SF雑誌が2つ出た/Hannu Rajaniemi "Topsight"

いいかげん再会させようとずっと思っていながら、すっかりこのブログも放置してしまっていた。そもそもブログをやっている理由はかっちりした内容の文章を書きたいという思いからだったのだけど、このままだとどうも遠ざかるばかりなので、しばらくはリハビ…

The Games by Ted Kosmatka

テッド・コスマトカは00年代後半から年間傑作選や各種SF賞に名を連ねるようになった比較的新顔の作家である。元々生物系のラボを転々としていたという経歴の示すとおり、作風はバイオ系のサイエンスを扱ったものが多い。*1そんな著者が2012年に上梓した初の…

追記(2012/5/6)

発表の最後で取り上げたユーン・ハー・リーの短編について少し思うところがあったので、ファンレターがてら訊いてみたところお返事をいただいた。もはや本題とほとんど関係ないけど、面白かったので追記しておく。 Q.インタビューの中で"The Book of Locked …

SFセミナー合宿企画発表メモ

5/4に行われたSFセミナーの合宿企画で「ジャパネスクSF探訪」という企画を発表してきました。実際の発表についてはあまりの至らなさに切腹を考えましたが、せっかくなので発表メモというかほぼ原稿を載せておきたいと思います。実際の発表では結局読み上げな…

私選00年代海外SF傑作選を編む(6)

第1回からしばらく続いた宇宙・ハードSF方面は今回でいったん終了し、次回からはアメリカで00年代に活躍しはじめた新人作家へと移る(予定)。さてトリを飾るのは、ポール・J・マコーリイである。 ポール・J・マコーリイ(1955〜) 00年代の代表作 The Secr…

Planesrunner by Ian McDonald

Planesrunner (Everness)作者: Ian McDonald出版社/メーカー: Pyr発売日: 2011/12/20メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見る 要約 エヴァレット・シンは現代のロンドンに住む14歳の少年。彼の父親テジェンドラは量子物理学者で、自分の研究をはじ…

俺が、俺たちが、パワードスーツだ!

先日リボルテック機動歩兵の発売が発表されたが、そんな現代におけるパワードスーツSF需要に応えたアンソロジーが早くも登場した。ジョン・ジョゼフ・アダムズ編のオール書き下ろしアンソロジー、Armoredだ。Armored作者: John Joseph Adams出版社/メーカー:…