9/26~10/1 SF情報

近刊情報

今月の新刊はこれぞというのがあまりなし。アダムズの年間傑作選とウィル・マッキントッシュの新刊くらいか。Mammonth Book of Kaijuアンソロジーは少し興味あり。

WWZのマックス・ブルックスがマインクラフトの小説執筆。やっぱり世界中がブロックになる現象と闘った人々の話とかか(それは「ピクセル」)。テトリスの方は小説ではなくノンフィクション。

書評

RevengerはいつものレナルズよりハードSF要素が薄く、冒険ものに振ったみたいね。YAではないとは作者も言っているけど。

インタビュー

デイヴィッド・リーヴァインのインタビュー。宇宙を帆船で行き来する世界観は『新しい太陽の書』の描写にちなむとのこと。マイクル・J・マルチネスのDaedalusシリーズみたいにスチームパンクの一変種として流行ってるのかと思ったが、偶然似通っただけなのか。

ブライアン・エヴンソンがTor.comで出したSF中篇The Warrenに関するインタビュー。ここでも『新しい太陽の書』の名前。そしてSFの好みは結構オーソドックス。

その他記事

海洋問題を訴えるためSFを書き出した研究者の話。企業やシンクタンク編集のアンソロジーといい、21世紀の英米SFにはテクノロジーと一般の人たちをつなぐものみたいな妙な期待があるようだ。

アレン・スティールのCoyoteシリーズがドラマ化。読んだことないけど。

最新の科学トピックに基づくショートショート専門のウェブジン。この手のウェブジンはだんだんニッチな路線に向かってそう。