6/27~7/1 SF情報

近刊情報

7月はストラーンのアンソロジーは買うとして、デイヴィッド・リーヴァインのスチームパンクっぽいのを買うかどうか。

書評

マルカ・オールダーの長篇の書評。イギリスのEU離脱でmicro-democracyを描く本作が注目を集めたりしないだろうか。

ユーン・ハー・リーの長篇の書評もまだまだ出ている。

今年の前半のベストSFリストが早くも。チャーリー・ジェーン・アンダーズの長篇がよく入っているが、個人的にはそこまで評価高くない。

その他記事

イアン・M・バンクスの〈カルチャー〉シリーズのアカデミックな研究書。Use of Weaponとかはいつか読みたい。

ワープロや筆記ソフトの話。最初にワープロで小説を書いた作家がレン・デイトンというのがへえ度高し。

ディックの文章は本当に下手なのか?問題。ものの本にはよく書いてあるけど、翻訳しか読んでないので何とも言えない。それよりこの前Redditで読んだ「ディックの長篇には大抵1回登場人物がおならをするシーンが入っている」という都市伝説が興味深い。

上記に関連してSFの名文・美文について。プリースト、ル=グウィン、ウルフ、ヴァンス、まあそうだろうなという並びの中にハルキ・ムラカミもいてちょっと驚き。