9/5~24 SF情報

3週間も更新サボってしまった。反省。週単位で特にめぼしいSFの話題がなかったということもあるけれど。

近刊情報

マクダーモットがTor.comから出す中篇がちょっと面白そう。ル=グウィン風というのが気にかかるが……。

中国SF(というか劉慈欣)は今後も継続的に出るのかな。

書評

異世界から謎の敵が襲来して文明崩壊、特殊能力を発現した生き残りが世界を守るという、今期アニメの原作か?と言わんばかりの新刊。タイトルも『第四官界彷徨』みたいでカッコいい。そのうち読みたい。

ニシ・ショールの初長篇、評判はいいが、そこまで興味そそられないかも。

レナルズの新刊の海賊もの。一応メモ。

ムーアのエルサレムついに来た。自分では絶対読みたくないが、誰かに感想教えてほしい……。

『インフォメーション―情報技術の人類史』の著者のタイムトラベル史。SF史というかウェルズの解説書なのかな?

インタビュー

賞関連

新興のドラゴン賞がどんな方向性になるかと思いきや、パピーズ勢の新たな草刈場になったもよう。ある意味GRRMの言ったとおり、それぞれの支持する賞ができたのでこれでよかった……のか?

その他記事

バクスター先生とプロキシマの話第2弾。

劉慈欣による『三体』第3巻の歴史的位置づけ。中国SF史において破滅テーマが近年までみられなかったというのは少し面白い。