9/26~10/1 SF情報
近刊情報
- Fiction Affliction: October Releases in Fantasy
- Fiction Affliction: October Releases in Science Fiction
- Fiction Affliction: Genre-Benders for October
- A Savory Selection of Science Fiction and Fantasy Books to Read in October
今月の新刊はこれぞというのがあまりなし。アダムズの年間傑作選とウィル・マッキントッシュの新刊くらいか。Mammonth Book of Kaijuアンソロジーは少し興味あり。
WWZのマックス・ブルックスがマインクラフトの小説執筆。やっぱり世界中がブロックになる現象と闘った人々の話とかか(それは「ピクセル」)。テトリスの方は小説ではなくノンフィクション。
書評
RevengerはいつものレナルズよりハードSF要素が薄く、冒険ものに振ったみたいね。YAではないとは作者も言っているけど。
- Paul Di Filippo reviews Alexander Weinstein
- The Gradual Shows Us What Happens When Dreams and Reality Collide
- NINTH CITY BURNING by J. Patrick Black
- 'Death's End' Brings An Epic Trilogy To A Satisfying Close
- Gary K. Wolfe reviews Drowned Worlds
インタビュー
デイヴィッド・リーヴァインのインタビュー。宇宙を帆船で行き来する世界観は『新しい太陽の書』の描写にちなむとのこと。マイクル・J・マルチネスのDaedalusシリーズみたいにスチームパンクの一変種として流行ってるのかと思ったが、偶然似通っただけなのか。
- Review of Brian Evenson’s New Science Fiction Novella The Warren
- How Brian Evenson Wrote His New Sci-Fi Novella, 'The Warren'
ブライアン・エヴンソンがTor.comで出したSF中篇The Warrenに関するインタビュー。ここでも『新しい太陽の書』の名前。そしてSFの好みは結構オーソドックス。
その他記事
海洋問題を訴えるためSFを書き出した研究者の話。企業やシンクタンク編集のアンソロジーといい、21世紀の英米SFにはテクノロジーと一般の人たちをつなぐものみたいな妙な期待があるようだ。
アレン・スティールのCoyoteシリーズがドラマ化。読んだことないけど。
最新の科学トピックに基づくショートショート専門のウェブジン。この手のウェブジンはだんだんニッチな路線に向かってそう。