1/1~14 SF情報

ベスト2016

近刊情報

1月の新刊、特に目ぼしいものはなし。ムア・ラファティのSFミステリはどうしようか。

2017年全体でいうと、キャメロン・ハーリィやスコルジーのスぺオペ、アナリー・ニューウィッツの初の小説など。グレゴリイも出るがまた家族小説みたいでうーん。ライアニエミのSummerlandが載ってないのだがちゃんと出るだろうか?

6月刊行の南アフリカを舞台にしたSFということだが、表紙があまりにチャッピー。

書評

賞関連

現在のSF賞をめぐる状況のオルタナティブになるかと思われたスプートニク賞だが、箱を開けてみれば割と普通だな……。

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その他記事

トールキンの孫サイモンが祖父の戦争経験とLOTRとの関連を語る、って半分は祖父の戦争経験をネタにした小説を出す宣伝であった。

ブッカー賞作家のマーロン・ジェームズがアフリカ風のエピック・ファンタジイを執筆しているとのこと。どんなものであろう。

日本でもGIGAZINEなどが取り上げて話題になっていた架空の会員カードで本を借りてマイナー書の処分を免れていた事件だが、SF界隈ではコニー・ウィリスの96年の長篇Bellweatherでその手口がすでに描かれていたということで話題に。