5/29~6/10 SF情報

近刊情報

6月の新刊で気になっているのは南アフリカSFのPrey of Godsあたりか。ちょっとB級くさいけど。グレゴリイの新刊はまたファンタジイっぽいのでどうしようかな。

アダム・ロバーツの新刊予告だが、今度はミステリ・サスペンスだろうか。ロバーツ作品は大ネタありのSFなところが気に入っているので、これはさほどでも。

書評

インタビュー

新刊Borneを最近上梓したヴァンダミアのインタビュー。

アナリー・ニューイッツ、チャーリー・ジェーン・アンダーズ、マルカ・オールダーの女性SF作家三羽烏?による鼎談。9月予定のニューイッツ初の小説は気になる。

その他記事

Xプライズ財団がバチガルピ、ドクトロウ、スターリングなど錚々たるSF作家陣を招集して、明るい未来像を提案するプロジェクトを発表。それ自体は最近の流れなのでいいとして、第一弾が全日空とのコラボで20年後の未来に飛んだ旅客機の話のアンソロジーってなんだそれは。バチガルピの全日空小説なんて読みたすぎるだろうが。

忘れられた19世紀スコットランド生まれのSF作家、ロバート・ダンカン・ミルン。ヴェルヌとウェルズの中間くらいの世代で、破滅ものや時間SF、はては自動兵器などのアイデアを描いてらしい。プロジェクト・グーテンベルクにも登録されていないし、本当に忘れられた作家なんだな。

チェコSFの英訳アンソロジー。CCライセンス下で無償配布している。編者ジュリー・ノヴァコヴァはチェコSFの翻訳や自作を各種雑誌・ウェブジンに寄稿しているのをちらほら見かける。